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23日ソワレ。





帝劇2階の何が好きかって、劇場内に入るまでの過程。



大きな分厚い扉を開けて暗い階段室に入り、

ふと上を見上げると劇場の凸凹した天井が見える。

その明るさに惹き付けられるように階段を登れば、

徐々に視界が開けて眼下には客席が拡がり、

大勢のお客様の熱気を全身に感じることができる。



劇場空間は斯くあるべき、といつもにやけながら入ってました(笑)。

明日は久しぶりに1階席なので、ここを通ることもしばらくないんだな…

と物思いにふけってみたり(笑)。

今日もお譲りいただきありがとうございました。





時間が無いのでさくっといきますですよ。

てか平気で何千字も書いてると、感覚が麻痺してきます。

yaplogの仕様で多分畳む前のところ1エントリー6000字なんですけど、

こないだ5400とかなってましたからね。

それはさすがに自分でも焦った(苦笑)。



マダムの雰囲気で今日はいけると確信できた。

「以外に」の乗せ方が違ったから。

…お友達にマニアック言われましたが、

気にせず我が道を進ませていただきます(笑)。





コンスの登場シーンの流れを東京前楽にして理解した。

いくらなんでも遅すぎるけど(苦笑)。



ママが「準備(用意?)しなくちゃいけないんだから」とぶつぶつ呟いていて、

手伝ってくれない娘達にまったく…って感じだったんです。

だから、地図の裏に隠れて優雅にペディキュア塗ってたコンスタンツェは

姉達に見付けられてあちゃーって顔するんだ。

…飲み込むまでが遅すぎるぞ自分(汗)。



でもそんなだからうわぁっていきなり感激してテンションだだ上がりでしたよ(笑)。

細かい動きが本当に増えて、

キーってなってるの観て感動してるってどういう状況…?(笑)

でもほんと嬉しかった。



お玉を放り込む流れが今までと違ってましてね。

空気抵抗じゃなくて視界に入ってから「あ!」って思い付いた感じ。

良い傾向だと思ったら2幕にばっちり引き継がれていた。

小さくガッツポーズ。



コンスはゾフィに一番はっきりした意思表示をするのですが

(お鍋やるように…腕をつき上げてガタガタさせるのがそれです。

ほんとは何て言ってるんですかねぇ)、

これがまた2幕まで繋がった演技だったことに感動して。



あの、ここの2幕に繋がる2点はちゃんと後で書きますね(笑)。





プラター公園。



ヴォルフになかなか自分のことを聞いてもらえなくてウダウダするのが進化。

そっちかいってずっこけたかと思ったら、

くまさんの頭をカクカクさせながらゾフィに「なんでなのー」アピールとか、

ちょこまか動き回るのがこんにゃろかわいいぞ(笑)。



触らない♪でちゃんと反応して「もうっ(ハート)」って微笑むのがいい。

ちなみに、井上ヴォルフはお胸の前まで持ってくけど、

山崎さんは腕の前だけなんですよといらない情報(笑)。





このままのあなたがまた(感嘆)。

もっと大事な、ものを持ってる♪でヴォルフの手を取り彼の胸に当てたのです。

ヴォルフがドキッとしてるところで微笑んでるお姉さんコンス。

彼女が愛したのは紛れもなく純粋な彼の心だ。



もう…泣いてもいいですか。

あんなことされたら落ちないわけないじゃんか(笑)。





「影を逃れて」

少し顎を上げた、ヴォルフを試すような表情に釘付けになる。

実は今までここの歌詞をちゃんと読んだことがなくて。

帰宅後パンフレットで確認。

…よし、これを諳んじるのが大阪初日までの私の課題(笑)。



この時点でのヴォルフの葛藤は、

これから待ち受ける最期を迎えるまでの内なる戦いに較べればまだまだ序の口。



どこまでやれる?お前は自分自身に勝てるのか?



そんな言葉が聞こえてくるような、誘うような目。

今期のコンスにこの雰囲気を感じたのは初めてのこと。

どなたかが見たと書いておられましたが…私は今日初めて見ました。

うっすら笑い復活バンザイ。





愛していればわかりあえるで山崎さんとの声のバランスの良さをやっと身を持って実感。

素晴らしい歌声でした。

リピーターの特に多い山崎さん楽日に拍手が上がったのも納得。



ここのはずだけど、歌い終わった後ヴォルフがコンスの耳元にキスしまして。

それを「わぁ(嬉)」って喜んでた幸せそうなコンスの表情が目に焼き付いてる。

一転して焦った戸惑いの表情に変わったからやっぱりここだと思われます。



山崎ヴォルフは結婚?で最初一緒に喜んでくれるのが嬉しいなぁ。



やぶった紙をえいって斜め前に投げるのはちゃんと台の上に乗るようになんだけど、

もう一歩前に進んで立ち止まったらどうなるんだろうと最近思っていた(笑)。

触りたくないものを持ってる雰囲気は今の方が出るでしょうけど。





ダンス〜の完成度の高さに唸る。



物を物としてちゃんと認識するようになっていた。

1幕のお玉もそうですが、

視界に入ったことから動きが生まれたようになっていたのですね。



どういうことかと言いますと。

ピアノの上の邪魔なものをどんどん落としていくためには、

それがどこにあるか分からなくてはいけません。

が、部屋の散らかり方を前もって知ってていいとは思えない。

島袋さんがどこまでお気づきなのかはわかりませんが…

いい傾向ってこういうことです。

段取りをこなすのとは同じようで全く違う動き。

ゆっくり落とすワイングラスを見やる視線にぞくっとしたよ。



歌詞のつなぎ方も良くなってた。

がらっと表情を変えるにはやはりある程度の間が必要で、

今は感情が先に出て歌ってるからなおさら時間に余裕が無い。

ならばいきなり変えるのではなく徐々に変化させたら…がうまくいったのだと。



「もし彼が神に召され」で泣きそうな顔して天を見上げる。

唐突な歌詞のように思えもするのだけど、

不健康な生活を送るヴォルフのことを思っているなら、

あながち突飛な発想でもない…のかも。



バラを取るのもちゃんと目で見えてから。

取りたかったから取りに行くのか、目についたから歌詞の内容が浮かんで手にするのか。

ほんと細かいところだけど、全然違うんです。



ロングトーンはこれからデフォルトで行くかもしれない。

のが嬉しかったりする。



その後、はぁ。ってついたため息に逆に息をのんだやつが一人(笑)。

自分の感情を爆発させたことで、すっきり…っていうのとはちょっと違うな。

虚無感というか、抜け殻になったような。

歌い始める前のテンションに戻って振り返ったと思ったら羽ペンが目に入り、

思わず駆け寄っていく。



そこに何があるか、の認識の違いでこうも変わるか…と心が震えてばかりのダンス〜でありました。





乾杯ヴォルフはLDからベッドルームってことにした(勝手に)。

努めて明るく振る舞うっていうのが本当にやるせない。



背を向けてからヴォルフの動きが気になって半分首を捻って後ろを気にする。

彼を求めていた。

戸惑いがまだ残るながらも彼の頭に手を伸ばす。



毎回これは違うものになりますので…お見逃しなく?(笑)





起きがけの声の出し方なんてどこで勉強してくるんだと思いつつ、

より自然な声にびっくり。



で、ここからが更によく。



お金をせびりに来た母や姉達を止めようとしますが、

ちゃんと正面に回って言い聞かせようとするのはゾフィにだけ。

それが1幕からの流れってやつです。



こんなこと書くとあれだけど、

四姉妹が四姉妹に見えたのってほんと最近のことで。

末っ子だと思い込んでた時点で何の説得力もありませんが(爆)、

妹にまでいじめられてるの表現って特に無かったと思うんです。

それが1幕で姉妹の関係を見せ、このシーンで、

ゾフィは指でつんつんしたりなんかしてコンスにちょっかいを出すようになってる。

劇中ではコンスの気持ちが辛かったり、

こんな風に整合性を考えて嬉しかったりと、

頭の中が相当忙しいことになってましたね(苦笑)。





父親を亡くしているのはコンスも同じ。

に意味があるかどうかを探っていたりする。

あずまやでもそうだけど、彼女にとって家族の話題ってどういう位置付けなんだろう。





モーツァルトの混乱。



何度もヴォルフの視界を遮ろうとする。

恐怖で抱きしめることはできない。

お願いだからここに戻ってきてと、懇願するように彼の両腕をさする。

でもそれに全く効果が無いことに気が付いてしまう。

彼が自分を見ていないことに絶望し、彼の胸に顔をうずめて涙をこらえる。

力なくベッドに座りこんでしまうコンス。



そんな彼女とはあまりにも対照的すぎる山崎ヴォルフ。

あそこまですっきりされちゃうとコンスの気持ちがまったく置いてけぼりになってしまって、

哀しみよりも戸惑いの色が強くなる。

何がどうなってどうして出て行ってしまうのか全然わかってない。

だから、それならもういい!と切れて袖に引っ込んで行ったのだね。



井上ヴォルフは中途半端に優しさが残るからこうはいってなかった、

とりあえず私が今まで観た回は。

…ダブルキャストの楽しみ方合ってますかね(笑)。





その凄味が残るからあずまやでの爆発も変わる。

あのままのあなたはオケが彼女の歌に合わせてくれるから

感情が表現しやすいのだろうと感じた。

ただ歌うだけではいけない、

感情をきちんとコントロールしてかつオケとも合わせるのが

いかに難しいかっていうのは、他キャストの皆様を観ていても感じるところなので。

この流れなら、鞄をつかんで勢いよく出ていくのがとてもよくはまる。





耳の横でお金の音を鳴らされてやっと気付き、奪い取るようにして走り去る。一瞬の悔しそうな表情。





「影を逃れて」

力の抜けた歩き方というか、どこか投げやりな、

自分にはできなかった、支えられなかった、その脱力感が伝わってくる進み方。

そして薄い笑い。

自分を嘲るようで、でも目の奥の哀しみは消えなくて。









山崎ヴォルフに対するコンスタンツェとしての一本通った筋を

今回観ることができたのが本当に嬉しかった。

結局山崎さんを観たのは3回か…

それでちゃんとアマデコンプってなかなか運がいいと思います(笑)。

18日時点で井上ヴォルフの筋は通ったのだけど、

コンスがいい方に変化している分、明日っていうか今日の期待度は更に高まる。



これトータルやっぱり4時間超えかしらん(苦笑)。

かなり無理してるけど書ききったぞーい。

寝なくては!
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無題
感想書き切っていただき、ありがとうございます。
脳内帝劇にて、「M!」が絶賛上演中です(笑)。

東京千穐秋楽、素敵なコンスタンツェを生き抜いてくれる事でしょう。
楽しんで、そして見届けて来て下さいね。
しましま 2010/12/24(Fri)09:07:54 編集
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